システアミンと縮毛矯正の関係について

2022/10/01


先回、システアミンとパーマのお話しをしましたが縮毛矯正もパーマの親戚でパーマの理論上に有ります。なので、固いタンパク質に作用するシステアミンも有効です。
30年前から縮毛矯正が有りました。その時の薬の有効成分は柔らかいタンパク質に作用するチオグリコール酸システインでした。その時はどんなに縮毛矯正をしてもクセ毛が取れない方がいて不思議でした。その15年後にシステアミン登場です。最初は痛まないパーマ液の登場!的な感じでした。これは良いと沢山の方に使用しましたが確かに手触りは良いのですが綺麗にクセ毛が取れる方とそうでもない方が…。今思えば柔らかい潤いを掌るタンパク質を虐めないから手触りが良かったんですね。
けど、これで髪の毛は柔らかいタンパク質硬いタンパク質し その両方を縮毛矯正しないとクセ毛が取れ辛い方がいらっしゃる事が解ったのです。硬いタンパク質クセ柔らかいタンパク質クセの両方にパーマ液をシッカリ作用させてクセ毛を退治する事をダブル還元と言います。アイムの縮毛矯正はこれが基本で10年以上施術中で喜ばれています。
必要な潤いを少し残しながら頑固なクセ毛を退治するにはダブル還元ですかね。

一覧に戻る