今回はシステアミンと言うパーマ液のお話しです

2022/09/15


今回はちょっと難しいですがパーマ液のお話しです。
さて、髪の毛は固いタンパク質柔らかいタンパク質の2種類で構成されていると言われています。
昔のパーマ液はチオグリコール酸とかシステインとか言われるもので、このパーマ液は髪の毛の柔らかいタンパク質にしか作用しなかったそうです。
この、システアミンは髪の毛の固いタンパク質に作用するパーマ液だそうです。私達は化学者では無いので詳しい事は解りませんが(でもお勉強してますよ)事実、使ってみたら抜群のパーマかかり具合いにビックリして もう10年以上も使用しております。
何故か。針金を想像してみてください。柔らかい針金硬い針金 両者を変形させた時に外圧が加わっても形を維持し易いのは 硬い針金 ですよね。髪の毛もそうです。固いタンパク質を変形させるシステアミンのカール形成力はパーマの持ちに繋がります。
また、柔らかいタンパク質潤いを掌りそれに薬剤を作用させないシステアミンは結果的に髪の毛の瑞々しさ失い辛い感じがして気に入って使っています。
システアミン 万能では無いのですが パーマの新しい扉を開けたことには間違い有りません。

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